「何から手をつければいいのかわからない」という場合、まず、「独自力・強み」の棚卸しから始めます。
「なぜ自社の商品やサービスが受け入れられているのか」、「なぜお客様に選ばれているのか」を考えてみるのです。
ここを掘り下げることで、他社にはない「独自力・強み」の輪郭が現れます。自社の得意分野は何か?
どの分野を伸ばすべきか?など進むべき方向がはっきりしてきます。
経営者の考え方ひとつで、会社が変わる!
「独自力・強み」が明確になり、進むべき方向が決まれば、次のようなことが可能になります。
- ●社員の育成方針(求める人材像等)が定まる
- ●人材育成の要所を押さえたプログラムの作成・実行
- ●適材適所への人員配置
- ●人事評価制度における各評価項目を明確にする
これらにより、能力に応じた正しい評価を示すことができ、従業員の士気が向上、企業の成長につながります。
人件費を抑えることも、ときには必要です。しかし、経営者が「ヒト」を「コスト」として扱うか、「家族のようにかけがえのない存在」
として捉えるかが、分岐点になります。
社員は、利益を生み出す原動力であり、組織運営の資産です。そこをおざなりにしては明るい未来はやってきません。。
どんな会社もできる! 目標達成の確かな方法
マネジメントの本質は、部下のモチベーションを上げること。つまり、細やかなヒューマンスキル・コミュニケーションにより築かれた信頼関係を軸に、押したり引いたりしながら、部下のポテンシャルを引き出し、実力を発揮してもらうことです。
そのためには企業風土の見直し、組織全体の意識改革が必要です。経営者自身が変われば、社員も変わります。地道な努力を継続すれば、
必ず変わります。
私は、プライベートではランニングに熱中し、初マラソン以来5年間で50回のフルマラソン大会に出場。すべて4時間以内で完走しています。
社員は、利益を生み出す原動力であり、組織運営の資産です。そこをおざなりにしては明るい未来はやってきません。完走できた理由は
毎日走ることを継続していたからです。奇策はなく、地道な努力の継続以外に方法はありません。
何事も継続することは難しいことです。しかし、その難しさを乗り越え、地道に努力を積み重ねれば、必ず目標達成はできます。
人事・労務・教育の仕組みをつくり、それをしっかり継続することで、皆様の会社がさらに素晴らしい会社になることを祈念しています。